家を買ってから年数が経ち、屋根や外壁の劣化が気になるものの、

「台風被害で屋根の修理を依頼したら詐欺被害に遭った」
「飛び込みで来た営業さんに、後から追加金額を請求されトラブルになった」

などの話をワイドショーなどで聞くと、
怖くてどこにお願いすれば良いのか分からなくなってしまった方も多いかと思います。

そこで今回は、屋根や外壁の工事をする際に、どういったポイントで工事店を選べば良いのかをご紹介します。

Point.1 評判と⼝コミ

インターネットでのレビューや、実際に利⽤した⼈の意⾒が参考になります。

実際に工事をした人しか書き込めない口コミや、Googleのクチコミやポータルサイトの口コミなどを参考にすると良いかと思います。

ご自身の物差しでその口コミが信頼出来るか否かをしっかり判断して、良さそうと思えた工事店に問い合わせをしてみると良いかと思います。

Point.2 実績の確認

ホームページなどで施工実績を確認したり、問い合わせて対面した時などに過去の施⼯例を⾒せてもらい、⾃分の希望に合った屋根工事や外壁⼯事を⾏っているかを確認しましょう。

一口に屋根工事や外壁工事と言っても、さまざまな材料や工法などがあり、施工内容によっては、工事実績があるか無いかで技術レベルに違いがあることも。

新しい工法や新しい材料の取り扱いは、常に実績が無い中で行われますので、実績が無いからダメということではありませんが、自分の希望に合った工事の経験がある方が安心感がありますし、希望に合った工事実績がなかったとしても、その他の工事の実績が多くあれば、施工力はあるということなので、安心して相談できるかと思います。

Point.3 ⾒積もり内容の比較

複数の業者から⾒積もりを取り、価格やサービス内容を⽐較します。

評判や口コミを調べて、いくつか絞った業者に見積もり依頼をするのも良いですし、一括見積もりサイトなどで見積もりを取っても良いかと思います。

見積もりを比較し、高すぎたり安すぎたりする業者は注意が必要です。
同じ工事内容なのに高すぎたり安すぎたりすることは基本的にはありません。

見積もり内容で分からないところはきちんと質問して、安い理由や高い理由の説明もきちんと聞き、その説明内容も考慮して判断するのが良いかと思います。

Point.4 保証制度の確認

施⼯後の保証があるのか、無いのか、また、保証がある場合は、どのような内容になっているかを確認しましょう。

保証内容をきちんと説明してもらえ、⻑期間の保証があると、安⼼感が増します。

Point.5 コミュニケーション

⼯事店とのコミュニケーションが円滑かどうかも重要です。

ここで言うコミュニケーションは、愛想が良いとか、おしゃべりが上手とかではありません。
疑問や要望をしっかり聞いてくれる、質問に対してきちんと受け答えしてくれる、やりとりがスムーズな業者を選びましょう。

Point.6 契約内容の確認

契約前に契約書を確認させてもらい、⼯事内容や納期、⽀払い条件などをしっかり確認しましょう。

事前に契約書を見せてくれなかったり、契約書の内容を契約時に説明してくれなかったりでは不安が募ります。
契約前に不明点を解消してくれる工事店であれば、安心して任せられるかと思います。

Point.7 地元の⼯事店を選ぶ

ご自身がお住まいの地域に根ざした地元の工事店を選ぶことで、トラブルやアフターサービスの迅速な対応⼒に期待できます。

もちろん、地元だから良い訳ではないので、上記のポイントも押さえながら地元の工事店を選ぶのが良いかと思います。

いかがでしたでしょうか。
これらのポイントを参考にしながら、信頼できる⼯事店を探せば、騙されたり、嫌な思いをされたりするリスクはかなり軽減するかと思います。

少し手間はかかるかもしれませんが、大切なお家の工事ですので、手間を惜しまず情報収集して、工事店を選んでください。