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屋根修理の詐欺に遭わないためのポイントを解説!

台風や地震などの災害が起きると、必要のない屋根修理が必要と騙したり、火災保険を使えば負担なしで直せるなどと誘い、前金を支払わせ連絡が取れなくなるなど、詐欺被害のニュースがよく聞かれます。
ただでさえ被災して心が沈んでいる時に、このような詐欺被害に遭ってしまったら、泣きっ面に蜂、本当に悲しくなってしまいます。
災害時の混乱に乗じてこのような詐欺を働くことは言語道断で、詐欺を働く人間が100%悪いのですが、
そのような被害に遭わないように自衛することも大切かとも思います。

そこで今回は『屋根修理の詐欺に遭わないようにするためのポイント』について解説します。

屋根修理の詐欺に遭わないようにするためのポイント

(1) 口コミや評判を確認する

mcmurryjulieによるPixabayからの画像

信頼できる業者を選ぶためには、インターネットや口コミサイトなどで業者の評判を調べることが重要です。他の人の経験や意見を参考にすることで、信頼性の高い業者を見つけることが出来ます。信頼性の高い業者を選ぶことが出来れば、詐欺に合う確率はグンと下がります。業者自身のホームページの口コミはどこまで信頼出来るか分かりませんので、Googleの口コミや、屋根修理のポータルサイトの口コミなど、書き換えや捏造が出来ない口コミを参考にすると良いかと思います。
災害時等は片付けなど色々とやる事が多く、つい調べず言われたままに契約してしまうケースがありますが、最低限、その業者の口コミや評判は確認しておきましょう。

(2)複数社から見積もりを取得する

無料の写真素材「ぱくたそ」 photo by すしぱく

複数の業者から見積もりを取ることで、価格や提案内容の比較が出来ます。急いで契約を結ぶ前に、異なる業者の見積もりを比較し、妥当な価格とサービスを提供している業者を選ぶことが重要です。上記(1)のように口コミや評判を参考にして業者を絞り、絞った業者に見積もりの依頼をすると良いかと思います。
他の業者に比べ、高い・安いは問わず、あまりにも価格が違っていた場合や、必要のない項目があった場合は注意が必要です。そのような場合は、見積もり内容について詳しく説明をしてもらうことをオススメします。

(3)公式な契約書で契約をお願いする

修理の内容や料金、保証内容などを明確に示した公式な契約書で契約をお願いしましょう。修理の詳細を文書化することで、後から問題が生じた場合に紛争を回避することが出来ますし、もし紛争になった場合も、契約書の記載内容が証拠となる場合があります。また、少し手間でも内容についてよく読み込み、自身に不利な内容が記載されていないかの確認も怠らないようにしましょう。

(4)前払いの回避

屋根工事代金の全額前払いを要求する業者には注意が必要です。詐欺業者は料金を支払った後に姿を消すことがよくあります。料金の一部を前払いとする場合でも、きちんとした契約書での契約時に支払う契約時金や、工事の着手を確認してから支払う着手時金として支払うようにし、決して口約束のみで代金の全額や一部を支払うことはしないようにしましょう。可能であれば前払いの金額を減らしてもらったり、工事が完了してから残額支払うようにしましょう。

(5)飛び込み営業の業者を屋根に上げない

Peggy und Marco Lachmann-AnkeによるPixabayからの画像

飛び込み営業で「先日の台風で屋根が壊れているかもしれません。今なら無料点検を実施しています。」などと言い、わからないように瓦をズラしたり、板金をめくり、その状況を写真に撮って修理を勧めてくる悪質な営業マンがいます。
飛び込みや電話営業ではこのような悪質な営業マンがいることもあるので、注意が必要です。
このような被害を未然に防ぐためには、飛び込みや電話営業で近づいてくる営業マンを屋根に上げないことが肝心です。
屋根の状況が心配であれば、(1)のように、口コミや評判を確認して信頼出来そうな業者を自ら複数社選んで、その業者に点検をお願いすることをオススメします。

いかがでしたでしょうか。
これらの対策を講じることで、屋根修理の詐欺被害を大幅に減らすことが出来ます。不審な業者や疑わしい提案に対しては、注意深く検討することが重要となります。
屋根は家や財産を守る大切なものです。お金を騙し取られることだけでなく、いい加減な工事をされては、その後の被害が大きくなってしまいます。
信頼に足る業者を自分で探すことはとても大切ですので、ぜひ手間を惜しまずやっていただければと思います。